はり灸 峰鍼堂 松本治療院

2024年4月のご挨拶

 例年より10日余遅く満開のソメイヨシノの桜が咲き、春本番の時節を迎えました。
 3月は比較的低温の日々が続き、花冷えと言えるのでしょうか。
 雨水から立夏にかけてサツキやつつじの花が花壇を彩る季節の到来です。
 二十四石器では、雨水から啓蟄、春分へと春はすぐそこまでやってきています。
 さて、本院は江戸川区を中心に多くの皆様方に対しまして健康づくりのお手伝いをさせて頂き、お陰さまで一定の成果を 上げてきております。
 また多くの方々に本院をご愛顧賜り、誠に有り難うございます。
 本欄を通じまして、区民の皆様方に改めて心よりお礼申し上げます。
 本年は年明け早々に能登半島地震が発生し、3か月を過ぎようとしていますが、いまだに断水が続き不自由な生活を強い られている皆様には一日も早く元通りの生活が戻るように願っています。
 これからの季節には、花粉症に加えて、木の芽ね症候群という、この季節独自の痛みを伴う症状で本院を訪れる区民の皆 さんが,来院されることが多いようです。
 このような症状に遭遇した時には、是非ご一報ください。
 当院では、微細な刺激で鍼治療を行い、これらの症状を取り除くことができます。
 また肩こりや季節の変わり目に起こる色々な症状を除去できる鍼施術を行うことができます。
 お電話にてご相談をいただければ、適切なアドバイスができますのでご一報ください。
 皆様のご来院をお待ち申し上げております。

                 令和6年 4月吉日

 はり灸 峰鍼堂 松本治療院

 平成21年から本院のHP読者の皆様に、「一期一会」覧で「臨床一口メモ」を報告していますが、その第54回の今月は、冒頭に述べました異常気象と関係する「コリオリ現象」を取り上げました。
 私たちが住む日本列島は、北半球に位置します。
 地球上の海流の変化や気流の変化、また竜巻及び台風の渦などの回旋回転する気流を説明するものとして、コリオリの見せかけの力(転向力)が深く関与していることは良く知られています。
 それらの現象は、諸々の渦(低気圧)の回旋回転方向が赤道より北の北半球では逆時計回り(左回り)、南半球では時計回り(右回り)の現象として観察されているものです。
 人体もこの自然現象に影響されていると仮定しますと、人体の気血の循環系に於ける経気の流注に対しては、自然界の渦の左右回旋の力が影響を及ぼしていますが、鍼の捻りの刺法によっても同じような影響を作り出せるのではないか、と考えられます。
 そして、これを応用し、最近の症例で、上気(のぼせ)を訴える患者に、「右撚りと左撚り」の手技により、上下の調整が確認できるようになりました。
 この際の腹証は上実下虚で下肢と気海穴下部、臍下丹田部の小腹に冷えの現象を呈していることが条件になります。
 この仮説に従って論旨を整理してみましょう。
 西村司氏はその著書の中で、「血管内を流れる血流の遅速が、渦の作用によりコントロールされているのではないか」と述べています。(西村司著「鳴門の渦潮」―宇宙からその謎を探る―、山文社、1981年、P.155〜157)。
 私たちは日常生活の中で、「笑いの渦」や「歓喜の渦」などと良く気の動きを表現することがあります。
 これは西村氏によれば、自然界に於ける海流や気流の変化としての渦が人間生活やその体内循環に影響するのではないかということで、私は渦のメカニズムを臨床結果からも認知出来ると考えています。
 この説を踏まえれば、先ず渦の水平循環系として自然現象である気象学的変化(気圧差等)と人体の気血循環メカニズムはともに逆時計回りあるいは時計回りという回旋の方向性を持つものであり、それらは身の回りに発生している諸現象(風の動き)から確認出来ることになります。
 他方、自然現象には垂直循環系があります。
 つまり、陽気によって海面上が温められ上昇気流が起こり、上った気は天空のある高さで冷されることになり、水蒸気は雲に変化し雨や雪(形)と変わり、下降(垂直循環)する現象で観察されます。
 この水平・垂直循環の気の動きがあるからこそ、私たちの施す手ワザが小宇宙である身体に微妙に影響するのであり、その気血の調整に用いる「気をして血を動かす」とするのです。
 このコリオリ現症につきましては、別の期会に触れたいと思います。

 このように風の動きや気流の動きが微妙に天候に影響していることも見逃すことはできない現症だと思われます。
 季節の変わり目ですので体調管理に気を付けてお過ごしください。

はり灸  松本治療院
    電話  (03)3678−4726

    〒132-0011 東京都江戸川区瑞江4−37−4

       都営新宿線 「瑞江駅」下車 北口より徒歩5分

         院 長  松本 俊吾

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 【ご案内】

 日本で培われてきました鍼灸術は、人間が一日一日を健康で過ごすことを可能にし、終極の目的は、人々が病むことな く天寿を全うさせることにあります。

 また、人から人へ、心の通う手当によって病気にならないような体づくり、つまり自然治癒力を増進させることを目的 としています。

 当院は、この考え方にそって施術にあたっています。
 腰が痛い・肩がこる、めまいがするなどの身体の不調でお悩みの方は、ぜひ峰鍼堂 松本治療院にご一報下さい。
 長年お悩みの様々な症状を取り除く治療を施します。

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 【当院の行う日本の伝統的鍼治療について】

 現在行っています日本の伝統的鍼治療とは、中国に発祥した東洋医学思想を基礎理論とし、日本の風土に培われて発展した臓腑経絡調整を目的とする鍼治療法です。

 毎日の臨床で主に用いているのは、細鍼により、微刺激で治療効果をもたらす方式です。

 当院が行う治療とは、「気」を通じさせ、全身の血液循環を良くして、痛みやコリを軽減させると共に、体質改善を図ることを目的とするものです。

 使用する鍼はディスポーザブル鍼で、すべて滅菌されており衛生的に問題はなく、安心して治療が受けられます。

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 【当院の行う日本の伝統的鍼治療について】

 現在行っています日本の伝統的鍼治療とは、中国に発祥した東洋医学思想を基礎理論とし、日本の風土に培われて発展した臓腑経絡調整を目的とする鍼治療法です。

 毎日の臨床で主に用いているのは、細鍼により、微刺激で治療効果をもたらす方式です。

 当院が行う治療とは、「気」を通じさせ、全身の血液循環を良くして、痛みやコリを軽減させると共に、体質改善を図ることを目的とするものです。

 使用する鍼は、ディスポーザブル鍼で、すべて滅菌されており、衛生的に問題はなく、安心して治療が受けられます。

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 【ご案内】

 日本で培われてきました鍼灸術は、人間が一日一日を健康で過ごすことを可能にし、終極の目的は、人々が病むことなく天寿を全うさせることにあります。

 また、人から人へ、心の通う手当によって病気にならないような体づくり、つまり自然治癒力を増進させることを目的としています。

 当院は、この考え方にそって施術にあたっています。
 腰が痛い・肩がこる、めまいがするなどの身体の不調でお悩みのかたは、ぜひ峰鍼堂 松本治療院にご一報下さい。
 長年お悩みの様々な症状を取り除く治療を施します。

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 【当院の行う日本の伝統的鍼治療について】

 現在行っています日本の伝統的鍼治療とは、中国に発祥した東洋医学思想を基礎理論とし、日本の風土に培われて発展した臓腑経絡調整を目的とする鍼治療法です。

 毎日の臨床で主に用いているのは、細鍼により、微刺激で治療効果をもたらす方式です。

 当院が行う治療とは、「気」を通じさせ、全身の血液循環を良くして、痛みやコリを軽減させると共に、体質改善を図ることを目的とするものです。

 使用する鍼は、ディスポーザブル鍼で、すべて滅菌されており、衛生的に問題はなく、安心して治療が受けられます。

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 【治療の内容】

@ 診断 東洋医学理論による四診法(望診・聞診・問診・触診)を用い、手首の脈の状態と、皮膚の硬軟及び腹部の硬軟を診て、健康状態を判断します。

A 治療 呼吸法を用い、手足の経穴(最有効刺鍼点への施術)を治療した後、痛む部や緊張した部を、順に細鍼にて施術します。

 B 治療は、爽快感を覚えるような手技を合わせ行いますのでご安心下さい。

 C 施術時間は約40〜50分です。

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 【院長の略歴と研究歴】

   ・略歴

1941年 8月    愛媛県今治市菊間町に生まれる
1981年 3月 国立身体障害者リハビリテーションセンター
鍼灸マッサージ課程卒業 免許取得 現在地で開業
1993年 9月 東京都江戸川区の視覚障害者国際親善交流団体
「ドリームクラブ」に参加
オーストラリア ゴスフォード市を訪問
鍼治療デモンストレーションを行い好評
マスコミでも報道される
1998年 1月 鍼灸経絡研究紘鍼会会長
1999年 4月 日本伝統鍼灸学会理事
2001年  5月 第2回訪豪・鍼治療デモンストレーション行う
2003年 8月 NPO法人 江戸川区視覚障害者福祉協会理事長
2006年9月〜2009年2月 (公財)杉山検校遺徳顕彰会・杉山流三部書講義 (全8回)
杉山和一検校生誕400年記念特別講習会
「腹証と杉山流三部書の診法」講演と実技公開
(於 両国江島杉山神社本殿)
※ 主に新たに免許を取得した鍼灸師に対し伝統鍼灸術を普及継承するため、日本伝統鍼灸学会に研究論文18稿を発表すると共に、国立障害者リハビリテーションセンターを始め各地で鍼灸学術講習を指導。
※ 鍼灸雑誌『医道の日本』2002年9月号より「杉山流三部書講」−腹証と補瀉論−
   連載全54回継続執筆

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 【お問い合わせ】

 治療時間 … 午前9時〜午後7時 (日曜は休診)

 治療料金
  初診料   … 1,000円
  はり灸   … 5,000円
  マッサージ … 5,000円
  文書料   … 1,000円

  ご予約は 電話(03)3678−4726 へどうぞ

 都営新宿線 「瑞江駅」北口より徒歩5分
 車でご来院の方には、専用駐車場(2台)がご利用になれます。 皆様方のご来院をお待ち申し上げております。
 以上